2014年8月12日火曜日

へたな漫才師よりも笑える。



 いろいろあって、


6回裏


2点ビハインド

1アウト満塁




4番




エルドレッド。

信じられないくらいに落ち込んでいるエルドレッドだが、

満塁でなら、どうにか結果をだしてくれるのではなかろか。









ピッチャー




 
 
投げる。
 
 




エルドレッド、渾身の力で、

 
 
 
 
ブレーキする。

 
 
 
 
 
やべ~。当たった。

 
 
 
 
走るべし。

 
 
 
 
タッチアウト。 
 
 
 
 
 
 
ガッツポーズ。 


 

 
 
 
 
 
なぜか、堂林突っ込む。

 
 
 
 
タッチ、遅れる。 
 
 
 
 
 
 
セーフ。
 
 
 
 
 
 
堂林も、
 
 
 
 
 
 
 
 
セーフのポーズ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
じゃかじゃかじゃ~ん。



 
もう、攻撃側も守備側も、低レベルなコントの域に達している。
 
 






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まあ、こんなデク野球を見るのはこれくらいにして、

日中には甲子園で熱い戦いが繰り広げられている。


しかし、今年の夏は、甲子園でも異変が起きているのだ。




それは、開幕初戦を見ても判るように、

甲子園で勝利するためのセオリーが崩れているのである。



甲子園で勝利する学校。

特に一回戦などは、戦う前から予想が付くのである。



そのセオリーを見てみよう。





①関西の学校

甲子園を見に行っているおっさんは、ほとんどが関西人。
まずは、大阪、神戸、京都あたりの学校を応援し、
その次に、西日本のチームを応援するのである。
甲子園では、多くのファンをひきつけることが勝つための秘訣。



②応援団が素晴らしい

基本的にはアルプススタンドが見方の応援団が陣取る。
それ以外の席は、ほとんどが娯楽で行っている人たち。
このそれ以外の人たちをひきつけるのは、プレーだけではなく、
吹奏楽や応援団の力なのである。



③礼儀正しく一生懸命なプレー

グランドイン・アウトは全力疾走。カバーを怠らず、礼儀正しい。
これで、おっさんのハートをつかむ。



④ゲジゲジ眉毛

高校野球は、野球に青春をすべてつぎ込むことで感動が生まれる。
かっこよさを気にしているようでは、勝てない。
また、細眉毛は監督のあまやかしであるし、眉毛は汗が目に入らない
ためにある大切なパーツであることを認識していない学校は勝てない。


⑤初出場は負ける。

これは、緊張なども挙げられるが、上記②のレベル差によるもの。
初出場の応援団は、相手がベテラン校などになると、レベルの違いで
まったく応援が機能しなくなる恐れがある。



⑥先攻の学校

特に一回戦目では、最初に守ると、緊張のあまりピッチャーのコントロールが
定まらず、守備にもミスが起こることが多い。
最初に緊張をほぐす為にも、先攻のほうが有利なのである。






確かに超高校生という選手はいるが、所詮高校生であり、技術的なものや
体力的なものは、甲子園に出るレベルになると大差はない。

では、どこで差がつくのか。

それが、上記のセオリーによるものなのである。


そう、

礼儀正しいハツラツプレーで、ファンをひきつけ、
統制された応援でハートを鷲づかみ。
これで、スタジアム全体を味方に付け、
流れをつかめば、勝利は自ずと舞い込むのである。





しかし、先ほどに話した様に、今年はどうも異変が起きている。

この代表的な戦いが、



龍谷大平安  vs  春日部共栄



これを、上記のセオリーに当てはめていく。




①関西の学校

まず、平安は京都。いわゆる関西のお膝元。
出場回数も申し分なく、選抜では優勝。
観客は、この夏、平安の春夏連覇を楽しみに見に行っているのである。


平安 1ポイント  共栄 0ポイント





②応援団が素晴らしい

共栄もかなりのものだが、平安の吹奏楽はオリジナル曲までつくっている。
また、電車で1時間で甲子園に行ける事から、大応援団が陣取る。















平安 2ポイント  共栄 0ポイント






③礼儀正しく一生懸命なプレー

龍谷大平安は、浄土真宗の流れを汲む佛教学校。
礼儀のよさは校風に出ている。
春日部共栄が悪いとは言わないが、平安に分がある。














平安 3ポイント  共栄 0ポイント






④ゲジゲジ眉毛




 
 














 

平安 4ポイント  共栄 0ポイント







⑤初出場は負ける

平安は、この夏も出場校の中で一番の出場回数。共栄は、夏は始めて。
しかし、初出場ではないので、ドロー


平安 4ポイント  共栄 0ポイント






⑥先攻の学校

共栄が先攻。



平安 4ポイント  共栄 1ポイント





















相手のミスに乗じ、一気にたたみ掛ける攻撃。

最高な形で相手の出鼻を挫いて、勝利をもぎ取った。


ある意味、開幕初戦の先攻の攻撃であることが勝利に導いたのかもしれない。











しかし、

コント野球より、高校野球のほうが数段楽しい。

どうやったら、こんなデク試合が出来るのか疑問である。








 まあ、プロ野球には、大応援団は意味無いようですなぁ。











 

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