(昔の)広島の人には、
かなり知られているフレーズ。
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
そう、
にしき堂の「新・平家物語」という
お菓子の宣伝でよくやっていたから。
意味は、
祇園精舎の鐘の音には、
諸行無常すなわちこの世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。
沙羅双樹の花の色は、
どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。
世に栄え得意になっている者も、その栄えはずっとは続かず、
春の夜の夢のようである。
昔の人はすごいことを言ったものである。
大昔の教訓が今の時代でも通じるのである。
このフレーズから想像できるのは、
今シーズンのジャイアンツなのであるが、
カープも他人ごとではない。
勝っている時だからこそ、
次世代の事も考えておかなければならない。
え?
選手のこと?
そこではない。
本当に大切なのは、
「監督(コーチ)」「スカウター」「一弘」
なのである。
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まずは、
「監督」
であるが、
ちなみに、現在のセリーグ監督は、
緒方
由伸
金本
らみ
真中
もり
である。
これらの就任事情は、
もり・・・谷繁さんがダメだった。
真中・・・小川さんがダメだった。
金本・・・和田の人気が無かった。
らみ・・・中畑くらい明るかった。
由伸・・・原に飽きた。
緒方・・・ノムケンが疲れていた。
まあ、監督が代わるというときは、
球団状況が良いときではない。
殆どが、勝てなくなったや人気が落ちたなどである。
しかし、一見、上記6球団の就任事情は、
似たように見えるが、
問題なのは、
「次世代監督を育てているか」
だろう。
正直、この人を監督にしようとして、
コーチを経験させて、
育てているチームは、
カープくらいなのではないだろうか。
今は、選手兼任コーチとかにして、
人気を落とさずに、
そのまま監督に就任させることが多い。
強いチームを作るのではなく、
人気を落とさないことを前提に考えているのである。
上手くいっている今だからこそ、
緒方監督の次世代監督を
考えておかなければならないのである。
(私が勝手に考える監督候補)
琢朗
新井
再・ノムケン
高
エルドレッド
※黒田さんには野次れないので、
コーチどまりにしてほしい。
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「スカウター」
カープスカウターの現状は、
苑田統括(全国) 72歳
白武部長(中国・四国) 57歳
近藤(北海道・東北) 51歳
高山(関東・信越・中部) 45歳
田村(九州) 41歳
松本(関東・東海) 40歳
尾形(関東) 38歳
鞘師(近畿) 37歳
末永(九州) 36歳
シュトローム(米) 48歳
マクレーン(米) 45歳
こんな感じである。
年齢的バランスが秀逸である。
ひとつ心配なのは、
苑田さんの後釜。
苑田さんは、元ちゃんからの信頼も厚いだろう。
しかし、苑田さんが外れると、
白武が頭を張るのだろうが、
こうなると元ちゃんの独壇場になる恐れがある。
今のカープスカウトの眼力は、
セリーグでもトップクラスだろう。
しかしこれは、カープの順位が低いときに取った選手たち。
これからは、くじ引きが後ろになり、
これまで2位でとれていた選手たち、
薮田
九里
誠也
菊池
を、先に取られたりして、
難しいドラフトになっていく。
それだけに、これからのドラフト編成は、
これまで以上に難しいものになる。
(今後ドラフターになってもらいたい人)
白濱裕太
今井啓介
バリントン
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「一弘」
これ、何か?
そう、松田一弘さんである。
現在、常務(オーナー代行)である。
ちなみに元ちゃんは独身なので、
一弘さんは、元さんの弟である弘さんの息子になる。
多分、35歳くらいだったと思う。
まあ、元ちゃんはまだ、66歳なので、
あと、20年は軽くカープに君臨すると思われるが、
近い将来、社長としてこの一弘さんになるとは思われる。
われわれは、
松田一族繁栄のため、
球場に足を運び、グッズを買い・・・・・。
一弘さんが、
更に有能であることを期待しています。
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