昨日のブログで、ほんの少し触れました、
菊池涼介という本。
これが、
「実に面白い」
何が面白いのか。
その理由は、菊池涼介という人物に、謎が多いからである。
まず、菊りんは、
甲子園にも出ていない。
大学も野球の盛んな学校ではない。
身長も小柄で、細って感じ。
正直、こんな選手がドラフト2位で選ばれたとき、
「え?」って感じだったと思う。
しかし、当時、菊池を高く評価していた、
松本スカウトは、
(ちなみに私の高校の後輩になる。面識は無い。)
本当のところ中京学院大学へ、1学年上の池ノ内くんを見に行っていたのだが、
そこに、ショートを守っていた忍者みたいな菊池を見つけ、
目が釘付けになったらしい。
松本スカウトは、昨年の田村スカウトではないが、菊池を早い段階で、
ドラフト選択するように、スカウト部長にお願いしたとのこと。
スカウトマンの真骨頂である。
ちなみに、この雑誌には、
菊りんの、生い立ちや、野球に対する姿勢が決め細かく書いてあるのだが、
一番面白かったのは、
帽子のツバに何を書いているのか?である。
プロ野球選手は、帽子のツバにマジックで何かを書いているのだが、
村田 「己のため」
一岡 「恥をかけ」
三嶋 「忍」
内海 「強気」
みんな、硬い言葉が多い。
そんな中、菊りんは、
「笑顔」
これには、涙が出そうになった。
苦しいときこそ笑顔。
これは、一番大変なことなのかもしれない。
とくに、みなさんの記憶にも残っているでしょう、
「2013年のマエケン登板時の3失策」
このときは、さすがに立ち直れないと思ったが、
見事にそれを跳ね除けた。
それができる根拠の言葉が、
「どうせつらいことをやるのであれば、
笑顔でやったほうがいい。
そのほうが乗り越えていける気がします。」
そう、菊りんも辛いことの連続。
しかし、この言葉をかみ締め、一歩一歩前進しているのである。
その結果、
その後、何度も失策は繰り返すものの、多くのピッチャーからは、
「エラー以上に、いつも助けられていますから。」と言われるまでに。
まさに菊りんは、前向き発想を実践できる選手なのである。
最後に、予断ではあるが、菊りんには師匠と言われる人が二人いるらしい。
一人は、
モミアゲの師匠 廣瀬。
もう一人は、
バス釣りの師匠 迎。
とくに迎道場では門下生が、菊池、上本、庄司がいるらしい。
まあ、詳しくは、この本を買って読んでいただきたい。
ちなみに、雑誌といえば、
今や手に入らない、
があるらしい。
これにあやかって、こんな本を出したいのだが、
もちろん、「早く復活して欲しい!!」の、
気持ちを込めてであることは、いうまでもない。
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