今週の中日との3連戦
ヒット数と失策数は、
中日 30安打2失策
広島 30安打3失策
なのに、得点は、
中日 8点
広島 22点
ここまで違うのである。
なぜか?
本塁打
中日 2本
広島 8本
確かに、破壊力が半端でないことは否定しないが、
それよりも、
カープの本塁打は、
単に得点が入るだけではない。
プラスアルファが半端ないのである。
6/30
2点ビハインドでエルの逆転スリーラン
7/1
エルの3打席連続ホームラン
7/2
磯村のプロ初ホームラン
誠也の逆転スリーラン
これらのホームランは、
試合の流れを、180°変えて、
すべて自軍に持ってくるほどの影響力がある。
では、なぜこのような場面で、
このようなホームランが生まれるのか。
その理由は、
この一枚の写真に込められている。
磯村は、3番目の捕手。
この3番目の捕手は、
試合には出る機会はほとんどない。
あくまでも1,2番捕手のバックアップである。
ファームでは、
船越や坂倉などが活躍しており、
自分の存在意義にも不安をもっているだろう。
しかし、本日、
究極に少ないチャンスをものにできた。
代打ホームランという形で。
その後カープは、
誠也の逆転ホームランで勝ち越したが、
9回表、中日の反撃にあう。
あと一歩。あと一歩で、
自分がカープの勝利に役立てる。
今村を信じている反面、
一縷の不安もよぎる。
そんなときに、
新井さんの暖かい手が、
磯村の背中を包み込む。
「大丈夫だ。勝てる。心配ない。」
誰よりもプロ野球界で苦労してきた新井。
磯村の苦しい心境を感じたのだろう。
この暖かい手が、
今のカープの快進撃に繋がっているに間違いないだろう。
おわり
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