2018年4月22日日曜日

「流れ」が変わる

 
 
 
よく解説者が、
 
 
「今のエラーで流れが変わりますよ。」
 
 
「ここで打ったら流れが変わりますよ。」
 
 
と、言うことがある。
 
 
 
 
 
「流れ」とは何なのか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ん?
 
 
 
 
その前にデクは生きていたのかと、
 
思われた皆様。
 
 
 
 
 
 
 
 
どもです。
 
 
 
 
 
 
 
まず、スポーツの世界で、
 
 
「流れ」は存在するのか。
 
 
多分皆さんは、
 
 
YES
 

 
の回答であろう。
 
 
 
 
 
確かに、試合が終わった後、
 
 
解説者が、
 
 
「ここで流れが変わりましたね。」
 
 
と、誰でもわかるようなことを
 
 
得意げに話すことがある。
 
 
 
 
 
 
しかし、間違ってはいけないのは、
 
 
「流れ」は、
 
 
目に見えない技術要因を、
 
 
「細かく説明できないときに使われている言葉」に過ぎないのと、


あくまでも結果論であること。
 
 
 
 
 
例えば、一番「流れ」が変わると思われる、
 
 
「エラー」の場面。
 
 
ここでの変化は、
 
 
 
 
 
 
(自分側)
 
・やばい俺のせいでランナーがでた。
 
・次はエラーしないようにしないとだめだ。
 
・次の打席で打たないとまずいぞ。
 
・ピッチャーが怒っているぞ。
 
・監督がこっちみてる。
 
・ファンがため息ついた。
 
・年俸が落ちるぞ。
 
・運がないな。
 
 
 
 
(相手側)
 
・あいつ落ち込んでる。
 
・まだ逆転できるぞ。
 
・運が向いている。
 
・あいつの守備下手だな。
 
 
 
 
(第三者)
 
・よっしゃ、もっと応援しよう。
 
 
 
 
そう、「流れ」とは、
 
 
このような「精神的要因」の変化が、
 
 
「技術的要因」の変化を起こし、


通常以上の結果が発生することである。
 
 
 
 
 
特に、ここ2試合のドラゴンズ戦では、
 
 
この、精神的要因の弱さを、
 
 
「緒方監督」に見た。
 
 
 
 
ちなみに、監督のせいで負け。
 
 
と言われるのは、
 
 
 
・勝ち試合が負けになる。
 
 
・1点差で負ける。
 
 
 
ことである。


 
 
 
そう、この2日間は、
 
 
この二つの原因で負けている。
 
 
 
そして、その「流れ」の変化の場面は、
 
 
 
みなさんも同じだと思うが、
 
 


 
 
7/20(土)
 
 
7回裏
 
 
3点ビハインドを、
 
1点差まで追いつかれ、
 
 
代打 亀澤
 
 
ツーアウト ツーストライクまで追い込み、



この時点で、


「どうにか1点差で抑えられる。」
 

と思ったとたん、

 

 
ワンバン
 
 

 
ワンバン
 
 

 
ワンバン
 
 

 
 
ボテボテ
 
 
 

 
 
「助かった~。危なかった~」
 
 
 
 
 
 

 
 
「なにー、 セーフかよ」




内野安打で満塁。



打者、大島。



この場面で、ほとんどの皆さんが、


「こりゃ打たれる。」


と思ったはずである。




この時点では、あくまで「潮止まり」である。




そしてその後、皆さんが想像した通りに、


事が運ぶ(逆転)のである。



この時点で「流れが変わった」のである。
 
 

 
 そして、もう一つは、


昨日4/21の

8回表 同点の場面



打席は、あとホームランで、サイクルヒット

野間


 

正直言って、野間にホームランはあり得ない。

おまけに、ナゴヤドーム。


ここは、バント指示は、

100%正解。



しかし、当たり前すぎて

「面白くないじゃないか。」



バント指示は分かっているけど、


レフトスタンドからは、


「ホームラン」コールが鳴り響く。




せめて、安部を早めに単独スチールさせて、


野間に、バットを振らせるくらいさせてやるなど、


面白い采配を見せてほしかった。




もちろんこれは結果論。





だが、


野間は、ドラ1で走攻守で期待されていたものの、


開けてみれば代走、守備要因。


キャンプでは一番バットを振ってきたにも関わらず、


いつまでたっても、打撃は向上しない。




そんな野間が、スタメンで選ばれた上に、



スリーベース

ツーベース

ヒット



と、奇跡を見せているのだ。





1勝よりも、それ以上に見てみたい夢の場面はあるのだ。




結局、奇跡へのチャレンジも与えられないまま、


おまけに、送りバント失敗。

(安部は盗塁成功だが。)




そして、その後は、


何事も無かったように、淡々と試合は進み、


前の試合の流れを変えられないまま、


敗戦。






ちなみに、同じ日に、






おめでとう。
 




つくづく、野球は、

精神的要因で行われるスポーツなんだなと思うのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、この「流れ」で怖いのは、
 
 
1試合の1場面で起こるだけではないことである。
 
 
 
 
そう、
 
 
「シーズン全体での流れ」の変化である。
 
 
 
 
この2シーズンでの、
 
 
カープの存在は、
 
 
絶対的な強さを醸し出し、
 
 
「カープには勝てないな。」
 
 
「また逆転されて負ける。」
 
 
などと、深層心理でカープ優位に運ばれていた。
 
 
 
 
 
しかし、今のカープの深層心理は。
 
 
 
「DeNAには勝てないよ。」
 
 
「中日にも逆転負けされるのか。」
 
(失礼しました。)

 
「ノムスケ終わったか。」
 
 
「綱渡りの中継ぎ陣」
 
 
 
などと、マイナス思考が先行する。
 
 
 


 3連覇を目指すカープであるが、


順位は、上位をキープしているが、


いまのところ、


「潮止まり」状態であろう。


この後、誠也、新井さんが復活したり、


中継ぎで、新たなヒーローが出現したり、


何か勢いづけてくれる話題が出れば、


流れが向いてくると思うのである。






ちなみに私が思う、新たなヒーローは、







そろそろ花開くと思うのだが。




 
 
 

2 件のコメント:

  1. お久しぶりーフ!
    日付7月に間違えてますよ!
    今年はオモロイシーズンになりますね。

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  2. ぶりーふ!
    再開したら教えてください!
    佐藤ショーマ!調子いいみたいですね、応援します!!

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