2016年9月15日木曜日

WRCやらUZRやらあってWARらしい。

 
 
 
 
まあ、今年のカープは強い。
 
投手については、ここ数年で、
 
レベルUPしていたのは感じていたが、
 
 
今年、
 
大きく変化を感じたのは、
 
野手陣。
 
 
 
「よく打つ」
 
「チャンスに強い」
 
「守りが堅い」
 
「足がある」
 
「夏でもバテない」
 
 
 
 
正直、他の球団から見れば、
 
 
 
 
 
1年前は、
 
 
 
 
こんな可愛かったのに、
 
 
 
 
 
 







今となっては、
 


 
 
こんなに感じているだろう。
 
 
 
 
 
 
 
では、こんなストロングなチームだが、
 
 
誰がどれくらいすごいのか、
 
 
簡単にわかる指標がある。
 
 
 
それが、
 
 
 
 
WAR
 
 
なのである。
 
 
 
 
だいぶ前に、守備の指標である、
 
 
UZR
 
 
などを紹介したことがあるが、
 
 
このWARは、
 
 
UZR(守備全般での貢献)、
 
UBR(盗塁以外の走塁での得点貢献)、
 
wSB(盗塁を通じた得点貢献)、
 
WRC(打撃による得点貢献)やら、
 
他にもいろいろな指標を混ぜ合わせて、
 
 
 
いわゆる、
 
打撃、守備、走塁
 
すべての指標をまとめたものなのである。
 
 
 
 
簡単に言えば、
 
これらの数値が高い選手が
 
レギュラーに多くいれば、
 
そのチームは一般的に強いと言える。
 
 
 
 
まず、この指標を見てみよう。
 
 
 
 
評価  WAR
 
MVPクラス 8以上
 
スーパースター 6以上
 
オールスター 5以上
 
好選手クラス 3以上
 
レギュラー 2以上
 
控えクラス 0~1
 
交代用 0未満
 
 
 
このようになる。
 
では、質問です。
 
 
次の選手は、どのクラスと思いますか?
 
 
 
1問目 バレンティン
 
30本 94点
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はい、
 
 
 
正解
 
 
 
 
 
そう、レギュラークラスのWAR2.4である。
 
 
 
想像の通り、打撃は超プラスだが、
 
走塁、守備は超マイナスなため、
 
まあ、タイトルを取れるレベルの選手だが、
 
チームにとっては普通のレギュラークラスなのである。
 
 
 
ちなみに、このような選手は、
 
パリーグのDHに行くと、
 
かなりのプラス評価になるのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2問目 長野
 
 
 .285 失策1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
く~
 
 
 
 
残念
 
 
 
 
 
 
 WARでいうと、控えクラスの1.0なのである。
 
 
 
いくらなんでも低いと思われるでしょう。
 
 
 
しかし、打撃はプラスであるが、
 
守備のフィールディングとポジショニング、
 
走塁のベースランニングが
 
すべてマイナスのためにこのように低い値になるのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
では、トップテンを見ていきましょう。
 
 
 
 
10位
 
 
福留孝介 3.3 好選手
 
かなり厳しい指標である。
 
もちろん打撃は高い得点だが、
 
守備のポジショニングが悪い評価になっている。
 
 
よくあるのが、長打を気にしすぎて、後ろに守りすぎて、
 
他の同ポジションの選手よりも、
 
ヒットやタッチアップを多く許しているというものである。
 
 
 
 
 
9位
 
 
平田良介 3.5 好選手
 
 
 
 
8位
 
 
大島洋平 3.6 好選手
 
 
 
ここにドラゴンズから2名入ってきた。
 
しかし、この二人。
 
今年FA対象選手。
 
 
はっきり言って、
 
かなりの確率でFA宣言すると思われる。
 
 
ジャイアンツに行かないことだけを祈りたい。
 
 
 
 
 
7位
 
 
 
田中広輔 3.9 好選手
 
 
ここで、カープ選手が選ばれた。
 
失策は多いが、この指標の良いところは、
 
ポジションや、普通の選手なら処理ができない場所の、
 
エラーなどをちゃんと評価しているので、
 
走攻守すべてで、平均点を醸し出しているのである。
 
 
 
 
 
6位
 
 
丸佳浩 6.0 スーパースター
 
 
7位の広輔に続いて2人目。
 
ただし、点数は、2.1も上。
 
この差は大きくて、スーパースター扱いである。
 
説明は必要ないであろう。
 
 
 
 
 
5位
 
 
菊池涼介 6.7 スーパースター
 
 
もうカープが止まらない。
 
順位こそ5位であるが、
 
文句なしのスーパースター。
 
とくにディフェンス数値は、
 
21.9ポイントで、
 
20ポイントを超えている選手は、
 
他にいない。
 
 
 
 
 
4位
 
 
鈴木誠也 6.8 スーパースター
 
 
すでに、名実ともにスーパースターに、
 
たった半年で上りつめた。
 
 
カープトップのオフェンスと、
 
ディフェンスも評価が高い。
 
ただし、開幕時のケガで、
 
打席数が少ないことが貢献の
 
評価に影響している。
 
 
 
 
 
では、トップスリーを見てみよう。
 
 
 
 
3位
 
 
 
筒香嘉智 7.1 スーパースター
 
 
もんくなしのスーパースター
 
いまやDeNAをけん引している。
 
実は、ディフェンスはマイナスだが、
 
それをもろともしない破壊力が、
 
このような評価になっている。
 
 
 
 
2位
 
 
 
坂本勇人 8.9 MVP
 
 
ここでまた、点数が大きく上がり、
 
文句なしのMVPクラスの選手である。
 
 
 
 
そして
 
 
1位
 
 
山田哲人 9.1 MVP
 
 
文句なし。
 
誠也も凄い凄いというが、
 
正直山田は、別格。
 
それは、トリプルスリーを、
 
2年連続とれることからもわかる。
 
 
 
 
 
 
これらの指標いかがでしたか。
 
予想通りでしたか。
 
 
しかし面白いのは、
 
 
ヤクルト、巨人、DeNAに、
 
 
化け物がいるが、
 
やはり野球はチームでやるもの。
 
 
4、5、6、7位を、
 
 
カープが総なめしていることが、
 
繋がる野球が出来ている
 
証拠なのだろう。
 
 
 
 
ちなみに、新井先生は、
 
 2.4 好選手
 
※守備が悪い
 
 
となっている。
 
守備はうまいと思っていたのだが・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
~今日のカープ~
 
 
 
 
 
 
すごいわ。
 
 
普通に強い。
 
 
 
 
 
 
 
では、地元セレモニーをどうぞ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


1 件のコメント:

  1. 現地行きましたよー��岡田の最後の球は、ちょっと感動した!来年が楽しみですね♪
    万歳の時に観客席から、胴上げ‼胴上げ‼のコールが出たけど叶わず(笑)、日本一までお預けですね☆

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