オールスターも終わり、
明日から後半戦に突入
これまでの試合数は、
１４３試合中 ８７試合を消化し、
５２勝３３敗２分
残りは５６試合。
他のチームが、
これまでのとおり、
団子状態を維持してくれれば、
カープは、５割程度の勝率で、
優勝できるのだが、
団子チームの中から、
１チームだけ抜け出してくると、
危険信号が灯る。
ここでは、
各チームのテコ入れを見ていきたい。
ジャイアンツ
まずは、先日復帰した小林。
この復帰後、ジャイアンツは、
４勝１敗できており、あなどれない。
そして、杉内も戻ってくる気配があり、
これにより、
菅野、マイコ、田口、大竹、内海の先発陣に、
１枚加わり前半戦よりは、
白星が増えてくると考えられる。
やはり、１チーム抜け出してくるのは、
ジャイアンツと考えられる。
ベイスターズ
ピッチャーでは、今永が復活するかどうかで、
ＡクラスかＢクラスかが決まりそう。
野手では、
外国人助っ人のエイリアンとロマック。
この辺が、当たりだすと、
筒香、梶谷、そして新人の戸柱と打撃がいい選手が多いので、
つながりが出てきて脅威になる。
そして何より、５月の快進撃を見てわかるように、
突発的な爆発力をもっている。
ジャイアンツに続いて、怖い存在である。
ドラゴンズ
ピッチャーでは、
八木、雄平、山井と、
離脱しているのが、
ありがたかったのだが、
後半戦からは加わりそうであり、
特にカープにとっては脅威になる。
打線では、ビシエドは下降気味だが、
ここが、もうひと踏ん張りしてくると、
じわじわ順位を上げてくる存在になるのは、
間違いない。
タイガース
補強したサターホワイト。
これが、リリーフにハマると、
投手陣はかなり改善できるはず。
打線では、
中谷、原口が覚醒しているので、
福留と打線になると手ごわい。
ただし、大和、今成、鳥谷は、
復活の兆しが見えないことから、
タイガースが、
今後上がってくるとは思えない。
スワローズ
やはり、投手陣が崩壊。
さすがにどうにかしないといけないとのことで、
オリックスから近藤一樹のトレードの情報があるが、
あまり、戦力にならないと思われる。
しかし、打線は超一流なので、
勢いに乗らさないように、
今年は眠らせておく必要がある。
カープ
一番の目玉は大瀬良の復帰。
いきなり無双の活躍とはいかないかもしれないが、
少なくとも先発陣の層が厚くなる。
あとは、中継ぎのデラバー先生。
ジャクソン、ヘーゲンズが、
最後まで持ってくれるのが一番だが、
日本の蒸し暑さを思い知るのはこれから。
バックアップとしては申し分ないと思われる。
打線では、エルドレッドの復帰。
ただし、エルドレッドを昇格させても、
外野選手は豊富にいるし、
新井と交互に使うのはもったいない。
ここは首脳陣が、
ルナかエルドレッドのどちらを取るか、
見ものである。
総 評
カープの弱点は正直見当たらない。
投手重視にするか、
打線重視にするか、
試合を見ながら検討できるほどの、
選手層の厚さがある。
そんなカープに迫ってくると思われるチームは、
ジャイアンツ
ベイスターズ
ドラゴンズ
の３チームであろうが、
とくに、
ジャイアンツには１つ負け越し。
ベイスターズにはタイ。
であることから、
この２チームにカープが、
３タテなどを食らうなどあると、
一気に迫られる恐れもある。
後半戦からは特に、
カープへのマークが強くなる。
エース級のピッチャーを、
カープに充ててくることが予想できる。
これまでのように勝てなくなるだろうが、
今まで通り、
大型連敗をしないカード作りを、
していってもらいたいものである。
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