2016年2月7日日曜日

世界の安仁屋

 
 
 
 
 
 
ここで、
 



 
世界の安仁屋を、
 
 
一度、整理する必要があるだろう。
 
 
 
 
 
 
 
正直、安仁屋が現役で、
 
 
活躍していたころは、
 
 
ちょうど私が生まれる頃。
 
 
だから、現役の安仁屋のことは、
 
 
正直あまり知らない。
 
 
 
 
 
プロフィールは、
 
 
安仁屋宗八
 
1944年(71歳)
 
177cm
 
沖縄県出身
 
 
 
カープ入団は、1964年。
 
沖縄がまだ返還されていない時期であったが、
 
沖縄から初めてのプロ野球選手なのである。
 
 
ちなみに渡り歩いた球団は、
 
 
 
1964年-1974年 カープ
 
1975年-1979年 阪神
 
1980年-1981年 カープ
 
 
通算18年間の選手生活で、
 
 
119勝124敗22セーブ 3.08
 
 
あまり勝っていないように見えるが、
 
カープが弱い時期を渡り歩いてきたので、
 
それは止むを得ないだろう。
 
 
 
 
 
しかし安仁屋が脚光を浴びるようになったのは、
 
現役を引退してから、
 
 
2軍投手コーチ、2軍監督、1軍投手コーチ
 
 
を歴任し、
 
 
2005年の1軍投手コーチになってからは、
 
 
春のキャンプで2500球の凄まじい投げ込みをやらせ、
 
それに応えた黒田、大竹は、
 
キャリアハイの成績を残すことができた。
 
 
 
 
たぶん、緒方監督は、
 
現在の投げ込みを行わない若い選手たちに、
 
カツをいれるために、
 
安仁屋を招へいしたのだろうが、
 
 

ちなみに、
 
2005年でいえば、黒田、大竹以外の選手は、
 
まったく機能せず、
 
順位も断トツのドベになっている。
 
 
 
 
確かに、削らなければ、
 
ダイヤモンドは輝かない。
 
しかし、
 
その一粒の輝きを見つけるために、
 
選手を傷だらけにする、
 
リスクもある。
 




そして、昨日の会見で、

おもしろかったのは、




「フォアボール禁止令の禁止」



ノムケン時代から、徹底されていた、

フォアボール禁止。


これをフォアボール解禁しろという。


安仁屋いわく、



僕ら投手の立場からしたら四球も野球だから、

四球を怖がって打たれるよりかは、

打たれてもホームベースを守ればいいんですから、

僕はそういう投球をしてほしいなと思います。



なるほど。


確かに、最近のカープは、

フォアボールを出すと、

決まって、監督やコーチがメモ帳を出して、

マイナス査定を記入する。



まるで、得点されるよりも、

悪いように言われてきた。



これでは投手としても、

どんな強打者に対しても、

ストライク先行の配球になり、

特に、3ボールなんかになると、

際どいところに投げるどころか、

打たれてもいいからストライクに、

入れてしまうことになる。





ちなみに、フォアボールは悪であると、

一番教え込まれれているのはジャイアンツ。


巨人 四球375個 失点443点

広島 四球476個 失点474点



これを見ると、

やはり四球は失点に繋がっているように見えるが、

これまでの真反対の考え方が、

どうなるかが見物である。





<安仁屋の思考回路>




フォアボールは出して良い



但し、北別府のようなコントロールを身につけ、

コースギリギリで勝負しろ。



そのためには、フォームを固め、肩を作れ。



日に200球の投げ込み







いずれにしろ、
 
 安仁屋の指令が、
 
今後のカープにどのような影響を及ぼすかは、
 
10月の結果を見るまで、

評価できないであろう。



 
 
 
 


1 件のコメント:

  1. 大下と並んで なんじゃかんじゃと叩かれはしますが、それ位せんと勝てん思います。金本も阪神で似たような事しょうるんじゃけえ。

    市民球場裏の屋内プールで安仁屋ジュニアと一緒に泳ぎを習うた、やんばる

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